インテリアコーディネーター監修

ボンネルコイルとポケットコイルの違いを比較してみた

ボンネルコイルとポケットコイルの違いを比較してみた

ベッドはフレームよりもマットレスのほうが寝心地に影響します。

またフレームは安くてもそうそう壊れることはありませんが、マットレスは耐久性や寝心地に差が出ます。

完全に好みなので高価なものが合っているとも言い切れません。

そこでここでは、一般的なマットレスである「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の違いを比較してみようと思います。

ボンネルとポケットの比較

ボンネルコイルポケットコイル
構造ボンネルコイルの構造ポケットコイルの構造
寝心地ボンネルコイルの寝心地
面で体重を支える感じ
硬め
ポケットコイルの寝心地
点の集合で体重を支える
柔らかめ
一般的なシングルの価格帯シングル:1~3万円くらいシングル:2~4万円くらい
合う人腰痛のある人
布団寝が好きな人
寝返りしやすいのが好きな人
体格のいい男性
汗かきの人
ふんわり包み込まれる感じが好きな人
柔らかめが好きな人
体重の軽い人
女性
合わない人ふんわり感が好きな人
寝た時にお尻と腰の段差が大きい人
ブランド志向の人
ダブルベッドの人
お尻が沈むのが嫌な人
安く揃えたい人
体重の重い人
耐久性が最重要の人

ボンネルコイルとポケットコイルの構造

ボンネルコイルとポケットコイルは構造が違います。

それぞれ一長一短ありますが、価格はポケットコイルのほうが1万円ほど高いのが相場です。

ボンネルコイルの構造

ボンネルコイルの構造

ボンネルコイルはスプリングがそれぞれ連結されています。

なので体重を「面」で支える感覚になります。

連結されている分だけ耐久性も高く、長く使うことができます。

「Uの字」に沈むのでお尻や肩に荷重がかかりやすい構造です。

ポケットコイルの構造

ポケットコイルの構造

ポケットコイルはそれぞれのスプリングを袋に包み、独立性を保たれています。

面ではなく「点」で体重を支えてくれます

それぞれのスプリングにかかる負担がかたよる傾向にあるので、耐久性はボンネルコイルより劣りますが、体の形状に合った沈み方をしてくれます。

ボンネルコイルとポケットコイルの寝心地

次は寝心地を比較してみようと思います。

「寝心地がいい」というのは個人の感覚の問題なので、どっちの方が寝心地がいいということは言えません。

特徴を理解し自分に合うものが「寝心地がいい」マットレスと言えます。

ボンネルコイルの寝心地

ボンネルコイルの寝心地

ボンネルコイルは比較的男性に好まれる傾向にあります。

連結されているので全体的には硬めに感じ、特に腰痛を持った人に好まれます。

腰からお尻にかけて沈み込む感じが少なく、面で支えるので寝返りもしやすいです。

床に布団を敷いて寝ている感じに近いと言えます。

構造的には腰に負担がかかりやすいのですが、寝返りのしやすさと適度な硬さが逆に腰痛を持っている人には楽に感じます。

ポケットコイルの寝心地

ポケットコイルの寝心地

ポケットコイルは独立したスプリングが体を「点」で支えてくれます。

荷重が最もかかるお尻や肩の部分はそれだけ沈み、逆に腰や足などの荷重の少ない部分はあまり沈みません。

立っている状態に近く、体への負担が少ないのが特徴です。

ただ、スプリングが独立しているので柔らかく感じ、部分的に沈むので寝返りがしにくく感じるかもしれません。

ボンネルコイルとポケットコイルの価格

ボンネルコイルはバネの数が200本ぐらいなのに対し、ポケットコイルは500本を超えています。

またポケットコイルは一つずつ袋(ポケット)にバネが入っているので手間がかかります。

そういう点からポケットコイルのほうが約1万円高いのが相場です。

価格帯は1万円を切るものから、上を見ればキリがないほど高価なものまであります。

高価なものほど耐久性や品物がいいのは当然ですが、「価格と寝心地」に関しては比例しないのが難しいところ。

単純に「高い=寝心地いい」という図式はマットレスにはありません。

あくまでも作りがいいだけで、寝心地は好みです。

特に腰痛とマットレスには深い関係があり、腰痛を持っている人は安価な硬いマットレスのほうが寝やすいという人も多いものです。

ボンネルコイルとポケットコイルの向き不向き

ボンネルコイルは硬く感じるので腰痛持ちにオススメです。

柔らかくて包み込まれる感覚が好きなら断然ポケットコイルがオススメ。

小さな子供の場合はあまり気にする必要はないように感じます。

体も柔らかく、ヘタすればマットレスでトランポリンのように遊ぶことも十分考えられます。

それじゃ耐久性もヘッタクレもありませんよね。

ボンネルコイルが向いてる人

硬めが好きな人は黙ってボンネルコイル。

床に布団を敷いて寝る感覚にとても近いです。

寝返りもしやすく安定感は抜群です。

朝起きたら腰が痛いという人は、マットレスが沈み込んでいるのが原因かもしれません。

体圧分散は苦手なボンネルコイルですが、沈み込むことがないため感覚的には腰にやさしく感じます

耐久性も高く価格も低めなため、経済的であると言えます。

ポケットコイルが向いてる人

夫婦でダブルベッドで寝るという人は、ポケットコイルが最低条件です。

ボンネルコイルだと相手の寝返りの振動や揺れがダイレクトに伝わってしまい熟睡がしにくく、しかも寝返るほうも気にしてしまうのでとても睡眠が窮屈になってしまいます。

柔らかめの好きな人はポケットコイルが向いています。

また体重が軽めの人も寝やすく感じると思います。

耐久性に難があるので多少高めの価格帯のほうがいいかもしれません。

まとめ

ボンネルコイルとポケットコイルは一長一短。

でも価格に差があるためポケットコイルのほうが寝心地がいいと思っている人も多いと思います。

実際ポケットコイルのほうが人気がありますが、必ずしもボンネルコイルが良くないわけではありません。

個人的には

  • 硬めが好きな人や今まで床に布団を敷いて寝ていた人は「ボンネルコイル」
  • 柔らかくてふんわりした寝心地が好きな人は「ポケットコイル」

がおすすめです。

ちょっといいブランドマットレスを検討するなら、こちらも合わせて参考にしてください。



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