インテリアコーディネーター監修

【二段ベッドを大人用に!】3つの大事な注意点とおすすめ2つ

【二段ベッドを大人用に!】3つの大事な注意点とおすすめ2つ

お部屋が狭いから、二段ベッドを大人用として使いたい…と考えてはいないでしょうか。
シングルベッドを二台並べるよりも、はるかに省スペースになりますよね。

結論としては、大人用に使っても問題はありません

でも、二段ベッドは基本的に子供向けに作られているので、3つの点に注意する必要があります。

大人用に使うときの3つの注意点

大人用にするときの3つの注意点

二段ベッドを大人が使う時は、次の点に注意が必要です。

  1. 丈夫な二段ベッドか
  2. 耐震性は十分か
  3. 低いタイプか

丈夫さの目安は耐荷重

一番重要なポイントが、耐荷重。
大人が寝ても底が抜けない頑丈さが必要ですよね。

大人が使うなら、一般的な耐荷重100kg前後では、やや心もとないです。
120kg~150kgくらいの重さに耐えれる設計じゃないと、寝返り時や起き上がるときなどに不安。

単純に重さに耐えられるだけではなく、安心して全体重を預けて寝ることができるという視点で考えることが重要です。

耐震性は構造で判断する

耐震性で最も気にすべき部分が、上下の連結部分

最近では上下を分けて、二台のベッドとして使える二段ベッドが主流です。
すると、必ず支柱の真ん中付近で連結する必要がありますよね。
その部分がしっかりしていないと、大きな揺れが起きた時に事故につながる可能性が出てしまいます。

できれば上下をネジで固定できるタイプが理想
ダボを差し込むタイプが多いですが、さらにねじ止めできれば、横揺れにも縦揺れにも強くなります。

低いタイプのほうが安心安全

二段ベッドは、高さがあるほど揺れやすくなります。
そして体重の重い大人ほど、揺れやすくなります。

大人用として使うなら、できれば高さを抑えたロータイプにしたいところ

座高も大人のほうが圧倒的にあるため、天井の圧迫感ということを考えても、やっぱり低いに越したことはありません。

そもそも大人用の二段ベッドが必要とされる理由とは…

そもそも大人用の二段ベッドが必要とされる理由とは…

二段ベッドと言えば、基本は子供用ですよね。
ところが近年では

  • 昔より住宅が狭くなっている
  • ルームシェアやシェアハウスの増加
  • 民泊サービスの普及

などにより、省スペースに寝ることへのニーズが高まっています。
実際、10年前より日本の住宅は、確実に狭くなっているというデータがあります。

参考 日本の家はだんだん小さくなっている!?All About

圧迫感や寝にくさはあるかもしれませんが、その分スペースを有効に使えるため、一長一短という風に考えることもできますね。

二段ベッドのサイズ感

大人が二段ベッドを使用するのは、多くの場合、お部屋のスペースが狭いからだと思います。

  • アパート暮らしのシングルマザーが子供と使う
  • 主寝室が狭いから夫婦で二段ベッドで寝る
  • ルームシェアやシェアハウスで8畳に4人寝たい

いろいろな状況はあれど、多くは「ベッド一台分のスペースに二人寝ることができる」のが最大のメリットですよね。
では実際に、二段ベッドにすることでどの程度お部屋を広く使えるのでしょうか。

4畳半に大人と子供で寝る場合

アパートの4畳半のお部屋に、親子で寝るシチュエーションを想定してみました。

4畳半にシングルを二台
↑ 4畳半にシングルを二台

シングルベッドを並べると、他の家具はまるで置けませんね。
寝ることに関しては、広くて寝やすいですが、完全に「寝るだけの部屋」になりそうです。

4畳半にダブルベッド
↑ 4畳半にダブルベッド

ダブルベッドで子供といっしょに寝る場合はどうでしょうか。
スペースはけっこう広がりますが、今度はゆったり寝れるかが微妙になります。
他に家具を置くスペースはできますが、やや中途半端なスペースになるかもしれません。

4畳半に二段ベッド
↑ 4畳半に二段ベッド

二段ベッドなら、シングル一台分のサイズなので、お部屋がグッと広くなります。
子供の学習机と収納ボックスを置いても、まだスペースがありますね。

6畳に夫婦が寝る場合

次は、6畳の主寝室に夫婦で寝るシーンです。
6畳なら別に狭い寝室ではありませんが、他にどのような家具を置きたいのかがポイントですよね。

特に大き目のワードローブを置いたり、ドレッサーなどを置きたい場合は、やや手狭になります。

6畳にシングルを二台
↑ 6畳にシングルを二台

6畳あればシングルベッド二台を十分置くスペースはあります。
が、大き目のワードローブを置く位置に困りそうです。

寝室の家具で一番大事なことは、万が一の地震によって高さのある家具がベッドのほうに倒れてこないレイアウトです。
そういう意味では問題ないのですが、もう一つ気になる点が、大きな地震によってワードローブがもし倒れた場合、ドアをふさいでしまうという点。

急いで避難したいのにできないという可能性があるため、寝室の配置としては改善の余地があります。

6畳にダブルベッド
↑ 6畳にダブルベッド

ダブルベッドだと、シングル二台より幅が60cmくらい狭くなります。
寝やすさは好みではありますが、スペースが広くなったため、ドレッサーを置いても十分スペースが余りますね。

が、ワードローブの位置はそのままなので、地震にも備えたいい配置とは言えません。

6畳に二段ベッド
↑ 6畳に二段ベッド

二段ベッドはシングル一台分なので、ワードローブをベッドの横に置くことができました。
深夜の地震で万が一倒れても、人に当たることもなく、出入り口をふさぐこともありません。

ドレッサーも問題なく置くことができ、動線を考えても、とても使いやすい寝室になっていますね。

8畳に大人4人が泊まる場合

近年では、友人同士でお部屋をシェアして借りたり、民泊などにより、一つの部屋に複数人が寝る環境を構築したいというニーズが増えています。

参考 ルームシェアのメリットと注意点キャッシュバック賃貸

二段ベッドを使えば、8畳のお部屋に大人4人が寝ることも、問題なく可能です。

8畳に二段ベッドを二台
↑ 8畳に二段ベッドを二台

中央にラグを敷いて集まることもできますし、下の空いたスペースに細長いパソコンデスクを置けば、やや窮屈ではありますが、4人が並んでノートパソコンを使える広さがあります。

8畳に二段ベッドを二台&ラグとパソコンデスク
↑ 8畳に二段ベッドを二台&ラグとパソコンデスク

高さを活かすことで、ここまでお部屋が広く使えます。
圧迫感が出るのは仕方ないところですが、広さを重視するなら、二段ベッドと言う選択もおすすめです。

大人用の二段ベッドに使いやすいおすすめ2モデル

いろんな二段ベッドがありますが、耐荷重や丈夫さ・大人向けのおしゃれなデザインなど、条件を絞っていくとなかなか見つかりにくいものですよね。
そこで、大人用に使いやすい二つのモデルを紹介します。

耐荷重180kg!丈夫さ重視なら「Silvano(シルヴァーノ)」

Silvano(シルヴァーノ)

すっきりシンプルなデザインながら、上下段それぞれで耐荷重が180kgという頑丈な二段ベッド。
大人用にする場合は、とにかく耐荷重や丈夫さが大事ですよね。
180kgあれば、安心して全体重を預けることができます。

上下の連結部分は、金属ダボ+ネジの二重構造。
地震に対しても、横揺れ・縦揺れどちらにも対応できます。

高さも低いタイプなので、天井に梁などがあってもぶつかりにくいですよ。

耐荷重180kg
上下分割
×
全高150cm
はしご斜め
上下の連結部分金属ダボ+ネジ
価格目安価格円~

大人のおしゃれな空間にするなら「Redondo(レドンド)」

Redondo(レドンド)

子供っぽさをなくしたおしゃれな空間にしたいなら、Redondo(レドンド)がおすすめ。
木目感が印象的で、形状も子供っぽさがありません
洗練された空間を演出してくれます。

下段の高さ調節ができる点もポイントで、下げることで大人が起き上がっても上段に頭をぶつけにくい設計になっています。
コンセント付きのヘッドボードもあり、大人も満足できる作りですね。

大事な耐荷重は、必要十分な150kg。
すのこを受ける桟(さん)は、左右に加え前後にも付いているため、すのこが抜ける心配もありません。

上下のつなぎ目は、こちらも金属ダボ+ネジによる強固なタイプ。
見た目も丈夫さも、大人が使ってもまるで問題ない二段ベッドですよ。

耐荷重150kg
上下分割
全高158.5cm
はしご斜め
上下の連結部分金属ダボ+ネジ
価格目安価格円~

まとめ

二段ベッドは子供向けというのが、一般的かもしれません。
昇降の手間や、お部屋の圧迫感などの問題もありますよね。

でも高さを活かすことでスペースに余裕ができ

  • 置きたい家具が置ける
  • 安全に配慮した配置にできる

などのメリットがあるなら、大人用として使うのはむしろ賢い選択と言えます。

自分たちが納得できる理想のスタイルを、固定観念というレンズを外して考えてみる。
そんなことも、豊かな生活を送る大事なポイントなのかもしれませんね。