インテリアコーディネーター監修

子供用のベッドの選び方 4つの年代別に注意するポイントを紹介

子供用のベッドの選び方 4つの年代別に注意するポイントを紹介

子供用のベッド…とても幅広い言葉ですが、子供が成人するまでは親が用意するのが当たりまえですよね。

子供は体の成長・心の成長がとても早いものですが、ベッドは簡単に買い替えることができません。

靴のようにサイズを大きくしてピッタリの物を…というわけにはいきません。

そこでここでは子供を4つの年代に分けて、その時々で気をつけるポイントを紹介していこうと思います。

子供に最適なベッドとは

現代では床に布団を敷いて寝る子供より、ベッドで寝る子供のほうが多いように感じます。

欧米化ということもありますが、現代の子供はアレルギーを持っている場合が多いです。

昭和の時代と比べてはるかに過保護に育てられるのが普通なので、それがアレルギーの増加に繋がっているようです。

まず子供のベッドを考えるに当たり、子供の年代を次の4つに分けて考えてみようと思います。

  1. 新生児~2歳ごろ
  2. 2歳ごろ~小学校入学
  3. 小学生
  4. 中高生

新生児~2歳ごろ

生まれたての赤ちゃんの頃は、大きく「ベビーベッド派」と「添い寝派」に分かれます。

また、最初はベビーベッドを使っていても、2~3か月で撤去して添い寝しているという家庭も珍しくありません。

一方では2歳近くまでベビーベッドで寝せている家庭もたくさんあります。

ベビーベッドは24か月までの場合が多く、2歳までが一つの目安。

安く済ませるならレンタルで十分です。

また出産祝いに友人から贈られるという家庭もあるでしょう。

気をつけたいのがつかまり立ちを覚えるころ。

床板の高さを変えれるものが多いですが、間違っても柵を乗り越えないようにしなければいけません。

万が一乗り越えた場合、確実に転落し大けがに繋がってしまいます。

また女の子はぬいぐるみといっしょに寝たがるかもしれません。

大きくて可愛いぬいぐるみはいいのですが、足を乗せることができると乗り越えてしまうことも考えられます。

そのあたりは十分な注意が必要。

添い寝の場合は、親がどのようなベッドで寝ているかによります。

赤ちゃんの安全のため床に寝ているなら、安全面は問題ありません。

床が硬いようだと転げ落ちた時にケガをするので、じゅうたんやマットを敷いておくと安心です。

布団の場合はほこりに十分気を付けましょう。

ほこりは目に見えなくても、少し動いただけで舞い上がっています。

寝返りして布団がバサッとなれば大きく舞い上がります。

咳き込みが風邪ではなくほこりが原因だったということも十分考えられること。

掃除をまめに行うことが大切です。

大人用のベッドで添い寝している場合は、とにかく転落防止の措置だけはしっかりしなければいけません。

たった40cmぐらいの高さでも、落ちると大けがになってしまいます。

ベッドを壁につけると片側の安全は確保できますが、冬場は寒い可能性もあるので気をつけましょう。

転落の危険が少ないクイーンサイズまである激安フロアベッド

2歳ごろ~小学校入学

ベビーベッド派には最も難しい時期です。

大人用のベッドでは転落が怖いですが、さすがにベビーベッドも限界。

さらにアレルギーが出始める時期なので、もしほこりで咳き込むようだとローベッドも心配になります。

高さが少し欲しいですが落ちるのが怖い…。

なので転落防止ガードの付いたものが理想的ですが、種類が少ないのが現実です。

またアレルギーがないようなら落ちても大丈夫なようにローベッドにするのがいいように思います。

添い寝を続けてきた家庭の場合は、大きな変化はないかもしれません。

ただ体が大きくなってくるので、今までのベッドだと狭く感じるかもしれません。

ダブルベッドで「川の字」ではすでに限界なはず。

シングルベッドを並べて使ってるなら、真ん中の隙間を工夫する必要はありますが、広さはなんとか大丈夫でしょう。

とは言え専用のベッドが欲しいと感じ始めるかもしれません。

若干早めですが、小学校を卒業するぐらいまで使えそうなベッドを検討する必要が出てきそうです。

向いてるのはジョイントできるタイプのベッド。

まだまだ親といっしょに寝たい年齢ですが、近い未来には、確実に一人で寝たい年齢になります。

なので「親と寝たい年齢」のうちはジョイントして使い、「一人で寝たい」と思うようになったら分解して使えるベッドが理想ですよね。

長く使えて経済的で、なおかつ種類も意外と多くあります。

転落の心配が一番大きいなら、高さのないフロアタイプのジョイントベッド。

アレルギーなどホコリ対策・湿気対策が一番重要なら、脚付きのジョイントベッドが向いています。

高さのないフロアタイプのジョイントベッド
脚付きのジョイントベッド

小学生

小学生になると、今度は机が必要になってきますよね。

また片付けや着替えも自分でできるようになってきます。

そういうことを考えると、高さのあるタイプがいいかもしれません。

ベッドの下がタンスになっているものや、学習机が収まる高さのベッドも使い勝手がいいです。

なによりスペースを有効に使うことができます。

兄弟姉妹がいれば2段ベッドも選択肢になります。

それぞれに部屋があたるならいいのですが、一つの部屋を子供部屋にするなら少しでも省スペースということを考えなければいけませんよね。

「ベッド×2・机×2」では置ききれません。

マットレスの機能などはこの時期は考える必要はありません。

どうせトランポリンのように飛び跳ねてすぐに傷んでしまいます。

傷まないように高いものを選ぶか、簡単に買い替えれる安いものを選ぶかは好みです。

それよりも子供が見た目で好きになってくれるベッドのほうが断然おすすめ。

車好きな男の子なら車の絵がついたものや、形状自体が車の形をしたユニークなものもあります。

女の子は可愛いデザインでメルヘンチックなものがいいかもしれません。

どんな子でも一度はお姫様に憧れるものです。

一人部屋に最適な木のロフトベッド
ベッド下に収納スペースがあり将来分割できる二段ベッド

中高生

中学校に入学するくらいになると、完全に自分の好みができてきます。

専用のベッドを用意してあげるのがいいと思います。

この場合も部屋のスペースに合わせることが条件ですが、オシャレさを意識するよりは機能性を重視したほうが何かと融通が利きます。

ベッド下に収納できるものやヘッドボードが付いたものにすれば、後から買い足すものが減ります。

また部活など積極的にスポーツをする時期。

小学生とは違い少しマットレスの機能性を考えてあげるのもいいかもしれません。

高校生にもなれば体は大人となんら変わりありません。

家計と相談してより高価なマットレスを選択する必要性も出てくるかもしれません。

ただし一番大事なのはやはり勉強。

お部屋のスペースを広げることができる収納ベッドは、勉強しやすい環境を整えることができ、なおかつスッキリ整理されたお部屋にできるので、総合的に学生にも使いやすいベッドと言えそうです。

男子中高生が喜ぶかっこいい収納ベッド
女子中高生が喜ぶかわいい収納ベッド

まとめ

ベッドは簡単に買い替えることができないため、少し先を考えて購入するのが賢い選び方。

子供がまだ小さいと、小学生になった我が子を想像するのは難しいですが、成長はあっという間です。

少しでも子供が安らぐベッドを用意してあげることが、心の成長に繋がるのではないでしょうか。