インテリアコーディネーター監修

ベッドが寒い思わぬ理由と3つの対策

ベッドが寒い思わぬ理由と3つの対策

冬は寒い、当たり前のことですが

ベッド周りがどうもヒンヤリと寒い気がする…

と感じてはいないでしょうか。

ベッドと言っても形状や置く位置・カバーなどによって環境はいろいろですが、それらの組み合わせでベッド周りが寒くなるかが左右されます。

そこでここでは、ベッド周りが寒くなるパターンとその対策を考えてみようと思います。

ベッド周りが寒いパターンとは

ベッド周りで多くの人が気にすること、それが湿気対策です。

湿気がこもりやすいベッドはカビが発生しやすく、それを避けるためにいろんな対策をしますよね。

寒さに関しては、通気性が良いほど寒いのは当然で、湿気に強くカビが発生しにくいベッドほど寒いベッドになりやすくなります。

寒いベッド

例えば脚付きのローベッド。

ベッド下はなにもない空間になっており、空気の通り道があってカビに強い形状と言えます。

さらに床板がすのこになっていればなおさら。

でも寒い季節になると、そのようなベッドが最も寒くなりやすいと言えます。

ベッド下に収納の付いたベッドと比較してみます。

収納が付いたベッドは、いわゆる「箱型」な形状になっており、通気性は良くありませんがその分冷たい空気も通りません。

また、収納スペースが湿気らないよう床板がすのこになっていないパターンが多いです。

つまり湿気に関しては脚付きローベッドのほうが強い構造でも、寒さに関しては収納付きベッドのほうが強いのです。

ではベッド下に空間があるとなぜ寒いのでしょうか。

冷たい空気は重い

冷たい空気は比重が重く、暖かい空気は軽いという性質があります。

窓や隙間から侵入した冷たい空気は重いので床付近にたまります。

そんな冷たい空気がベッドの下にたまっていれば、寒いに決まってますよね。

さらに床板がすのこならなおのこと。

一度、ベッド下の空気と天井付近の空気の温度差を測ってみると面白いかもしれません。

特に天井付近に設置してあるエアコンで部屋を温めるタイプの場合、ベッド下まで暖かい空気が行きにくく、室温はあるのになんとなくヒンヤリするといったことになります。

寒いベッドで暖かく寝る方法

そのようなことを踏まえると、ベッド下の冷たい空気をどうするかが大事だということが分かります。

ベッド下に冷たい空気が少しでもいかないようにしたり、ベッド下を暖めたり、床冷え対策をしたりといったことが考えられます。

ベッド下に冷たい空気がいかないようにする

最も要注意なのが窓際。

窓から冷気が入り込み、比重に従って床を這うように流れるというパターンです。

お部屋の暖かい空気がベッドで遮られてるので、ベッド下は思いのほか寒いです。

少しでも回避するなら、例えば窓に防寒対策のプチプチを貼るのはコスパも良くおすすめ。

100均にも売られてますし、面積が広くても数百円でできます。

ベッド下を暖める

ベッドの下が暖かければ、かなりひんやり感を防ぐことができます。

サーキュレーターでお部屋の空気をうまく循環させ、ベッド下に冷たい空気が滞留したいようにするのも良いアイデア。

また、できるならお部屋の上部ではなく床付近を温めるよう暖房器具を調整します。

温風なら床に向けるのが鉄則です。

床冷え対策をする

これが最も現実的な対策かもしれません。

冷気はなかなか遮断出ませんし、少しでも隙間風が入り込めば暖房で暖めてもキリがありません。

暖めても暖めても相手は無限です。

掛け布団を重ねるのは多くの人が行うのですが、床からのヒンヤリ感にはあまり対策をしません。

つまり床方向にも毛布を掛けるように対策をすれば良いのです。

最も手軽なのは暖かいマイクロファイバー系のボックスシーツを掛ける事。

さらに敷パッドもしっかり入れて、肌触りはマイクロファイバーの暖かさ、冷気をカットするのは敷パッドという役割分担をします。


↑ プレミアムマイクロファイバー仕立ての暖かカバー

湿気が気にならない環境&すのこ床板という条件なら、寒い季節の間だけすのこにフタをするように板を乗せてしまうのも一つの手。

大きく冷気をカットしてくれます。

ただし加湿器を使う場合や寝汗を考えるとカビの発生が怖いとも言えます。

今ある物だけを使うなら、毛布を掛けるのではなく敷いて寝るのもいい方法。

ベッド下からの床冷えをしっかり防いでくれます。

まとめ

ベッド周りが寒いと、布団を重ねるという方向に思考がいきやすいですが、案外ベッド下からの床冷え対策をすることで解消される場合もあるもの。

冷気がどの程度寝室に入ってくるかは建物によって大きく左右されます。

また、お部屋を暖めることは大事ですが、隙間風があればいくら暖めてもキリがなく暖房費がかさんでしまいます。

最も確実でコスパが良いのは床冷え対策をすること。

いかにベッド下の冷気の影響を受けないようにするかを考えると、思いのほか暖かく寝ることができるかもしれません。