インテリアコーディネーター監修

インダストリアルなベッドルームに合うベッド 3つのポイント

インダストリアルなベッドルームに合うベッド 3つのポイント

インダストリアルなテイストのベッドルームを構築しようと考えてはいないでしょうか。
無機質で武骨な雰囲気は、男性的でありながら、昨今では女性にも人気のスタイル。

でも特徴的なスタイルなので、なかなか家具が揃いにくく、上手くテイスト感が出ない…という悩みもあるはず。
そこでここでは、インダストリアルなベッドルームを構築するためのベッド選びに焦点を当ててみようと思います。

インダストリアルな雰囲気のベッド 3つの条件

ベッドルームをインダストリアルな雰囲気にするには、やっぱり一番大きなベッドのテイスト感を出すのが基本。
ベッドをそれっぽくするだけで大きく雰囲気が変わり、それにつれて様々なアイデアも生まれてきます。

そんなインダストリアルなベッドを選択するときの条件は、次の3点が重要です。

  1. スチール素材
  2. 抜け感がある
  3. 使い勝手も考慮する

一つずつ考えてみます。

スチール素材

インダストリアルな雰囲気作りの土台は「スチール素材」にあります。
壁や天井には木やレンガなども向いていますが、家具・小物はスチールが基本です。
ベッドも例外ではなく、やはりスチール素材から選択するのが失敗しないポイント。

とは言え、スチール・パイプ・アイアンといった、微妙なニュアンスの違いがあり、適当に選ぶと雰囲気が変わってしまいます。
例えばパイプベッド。
単に安価な雰囲気が出てしまうので、インダストリアルなテイストとは言えません。

また、細い線が特徴のアイアンベッド。
素材はインダストリアルな雰囲気に合致していますが、細すぎるとアンティークな雰囲気のほうが強くなってしまいます。
インダストリアルは「武骨な雰囲気」が大事。
ある程度の太さがあったほうが雰囲気は出るものです。

抜け感がある

機能的で隙のないベッドは、近代的な雰囲気を出してしまいます。
使いやすいヘッドボードにおしゃれな照明、便利なコンセントが付いており、しまいには収納機能まで。

インダストリアルでは古っぽさも演出しなければいけません。
どこか抜け感のある、けっして機能的ではないスタイルのほうが、しっくりくるはずです。

またそのような雰囲気のベッドは、スチール+太い線で形成されるもの。
スチール製は木製と違い空間が多く、それだけでヴィンテージ感が演出できます。

使い勝手も考慮する

これはインテリアのことばかり考えると意外に忘れがちな落とし穴。
雰囲気作りばかり考えて、普段の使い勝手を考えないのは、インテリア好きとは言えません。

インダストリアルなテイストの場合、古っぽさがカギになるので、どこかで拾ってきたゴミ同然のものをベッド代わりにする人もいるはず。
布団やマットレスさえ乗せることができれば、基本的にはベッドの役目を果たしてくれます。
でもそのようなものは古き良き雰囲気ではなく、単に不衛生で清潔感のないベッドルームでしかありません。

インテリアは「毎日が気持ちよく過ごせるため」にあるべきで、雰囲気も大事ですが、やっぱり使い勝手もしっかり考慮すべきだと思います。

特にベッド周りは湿気が多くなりがちな場所なので、カビやダニといった問題が起こりやすいです。
普通のベッドを使ってもそうなのですから、雰囲気作りと同じく使い勝手も考慮すべきですよね。

インダストリアルなベッド

このような条件のベッド、なかなかお店では見ることができませんよね。
そこで2つ紹介しようと思います。

同じシリーズのベッドのようですが、テイストが違います。
前者はより男性的、後者は女性にも取り入れやすい雰囲気と言えそうです。

武骨なデザインのスチールベッド

Tiberia(ティベリア)

シンプルでスチール素材を前面に押し出した印象のベッド。
いかにもな雰囲気でスマートに置くことができ、インダストリアルなお部屋ならすぐに馴染んでくれるはずです。
太目のスチールと細めのスチールで動きを出し、抜け感もあるので窮屈な雰囲気を出しませんよね。

スチールのベッドなので床板はメッシュ仕様。
通気性も非常によく、デザインも使い勝手もピッタリの一台です。

武骨なデザインのスチールベッドはこちら

ナチュラル感をプラスしたスチールベッド

Sidonia(シドニア)

同じシリーズですが、こちらは木目を使ってナチュラル感を出したベッド。
インダストリアルと言っても、必ずしも全てを無機質なもので構成すべきではありませんよね。
上手くインテリアグリーンを取り入れることで、雰囲気も一気に引き締まります。

そんな、よりナチュラルな雰囲気を取り入れることができるのが、こちらのベッド。
スチールのフレームは基本的に同じですが、ヘッド部分に「木」を取り入れるだけで、雰囲気が大きく変わっています。

よりグリーンとの相性が良くなり、無機質すぎない、程よい過ごしやすさが出てきますね。

ナチュラル感をプラスしたスチールベッドはこちら

まとめ

インダストリアルな雰囲気のポイントは、スチールなどによる無機質で武骨な雰囲気。
ベッドのような大きな家具をそういうテイストに変えるだけで、一気にベッドルームがそれっぽい雰囲気に変わります。

とは言え、単に無機質なものを揃えればいいわけでもなく、やはりどこかにアクセントがあると雰囲気がグッと良くなります。
インテリアグリーンを取り入れるのが、一番取り掛かりやすいと言えそうですね。

ベッドカバーや布団カバーは面積が広いので、あまり色味を付けると温かみが出過ぎてしまう可能性も。
ほどよいクール感を保つような色味がベストで、柄はないほうが無難。
あるなら雰囲気を壊さないよう気を付ける必要があります。