インテリアコーディネーター監修

子供部屋にロフトベッドを置く17個のデメリット

子供部屋にロフトベッドを置く17個のデメリット

子供部屋にロフトベッドを置きたいけど、ちゃんと使ってくれるかしら…という悩みはないでしょうか。
せっかく買ったのに、物置き場になったりしたらガックリですよね。

どんなものにもメリット・デメリットはあるものですが、ロフトベッドの場合は形が特殊なので、よりシビアになってしまうのも無理ありません。

そこでここでは、子供部屋にロフトベッドを置くうえでのデメリットや欠点を紹介。
そして解消できるものは合わせて解決策も掲載し、総合的にメリットデメリットを比べて「自分に合うかどうか」の指針にできるようにしたいと思います。

※目次を見ればおおよそのデメリットは分かるようになっています。

デメリットは3つの状況で分ける

ロフトベッドを実際に使う場合の3つのシーン

ロフトベッドを実際に使う場合、次の3つのシーンに分けられます。

  1. 起きているとき
  2. 入眠時と起床時
  3. 寝ているとき

これらの状況ごとにデメリットを考えていくことで、よりイメージがしやすいのではないでしょうか。

1.起きているときのデメリット

起きているときのデメリット

起きているときのデメリットは、次の4点が大きいです。

  1. 高さがあるので圧迫感がある
  2. ベッド下が暗くなりやすい
  3. ほこりがたまりやすい
  4. 気軽にゴロンと横になれない

高さがあるので圧迫感がある

ロフトベッドの一番の弱点が、高さによる圧迫感ですよね。
高さが特徴のベッドなので、なくすことはできませんが、軽減することはできます。

少しでも低くし、無駄に高いタイプを選ばないこと
濃い色味ではなく明るい色味を選ぶ

この二つに注意するだけで、大きく軽減することができます。

子供は圧迫感をそれほど感じていない!?

このように書くと誤解を招きそうですが、そもそもロフトベッドの圧迫感とは何でしょうか?
なぜ高さがあると圧迫感を感じるのでしょうか?

答えは「目線より上に大きな物があるから」です。

お部屋の中では、目線より上に大きな物があると、どこか不安を覚えますよね。
重力があるので「落ちて危ないのでは…」とか、「顔に当たったら危ない…」ということを、無意識に感じるからです。

これが圧迫感の正体ですね。

子供は大人向けの家具に囲まれているので、実は常に目線より上に家具がいっぱい。
一度、子供目線で家の中がどう見えるのかを想像してみてください。
棚もテレビも何もかも、目線が低いと大きく感じてしまいますよね。

子供は、大人が思っている以上に、ロフトベッドの圧迫感を感じず、それよりもいつもとは違う雰囲気にワクワクしているかもしれません。

お部屋が暗くなりやすい

高さによって照明の光が遮られてしまったり、窓からの明かりが塞がれてしまったり、ロフトベッドはお部屋が暗くなりやすいデメリットがあります。

これを回避するには、何より配置する位置を考えることが重要。
窓をできるだけ塞がず、可能ならお部屋の角に置くことで最小限で済みますよね。

空間の使い方によっても、対処方法は変わります。

ベッド下一面を収納する場合は、窓をふさぐデメリットが大きくなるので、よりレイアウトを考えることがポイントに。
デスクなどを置く場合は、別に照明を用意するほうがおすすめです。

ホコリがたまりやすい

寝具類はホコリが出やすいため、高い位置にあることでホコリが多くなりがち。
特に真下はホコリがたまりやすく、掃除の手間が増えてしまうかもしれませんね。

床板がメッシュやすのこ状になっているのは、通気性を良くしてカビを防ぐためなので、むやみに塞いでしまうのは逆効果。
可愛いデザインの布で、通気性を損なわない程度に「ホコリ受け」を作ってあげるのもいい方法です。

子供がハウスダストに敏感に反応するタイプだと、寝るときは問題ありませんが、日々の掃除が大変になりそうですね。

気軽にゴロンと横になれない

高い位置に寝床があるため、ちょっと休みたいときに気軽にゴロンと横になれないのも弱点の一つ。

ただ、寝る時と起きているときのメリハリがしっかり付くので、デメリットでありメリットでもありそうです。
ついつい昼寝して宿題をさぼりがちな子供にとっては、もしかしたらメリットになるかもしれませんよね。

2.入眠時と起床時のデメリット

入眠時と起床時のデメリット

寝ようとしてゴロゴロしているときや昇降時のデメリットも、しっかり考慮しておきたいところです。

ロフトベッドは天井が近いという特徴があるため

  1. 窮屈感がある
  2. 上階の音が聞こえやすい
  3. 常夜灯が明るく感じる

という3つのデメリットがあります。
また、ハシゴでの昇降時には

  1. 体調のすぐれない時の昇り降りが大変
  2. ハシゴの形状によってはすべりやすい

という2点も気を付けておきたいところです。

窮屈感がある

ハイタイプだと天井が近いので、子供によっては窮屈に感じることもあるかもしれません。
高さ抑えめのタイプなら、そこまで問題はないはず。

天井に好きなポスターなどを貼ると、喜んでくれます。
窮屈感も忘れ、お気に入りの寝床になってくれそうですね。

上階の音が聞こえやすい

アパートやマンションでは、上階の足音が聞こえやすくなる可能性も考えられます。
が、大人が立っているときの耳の高さと大きく変わらないので、ロフトベッドにしたから聞こえるようになるというのは、少し違うかもしれません。

天井との距離が近いので「気になりやすくなる」という表現のほうが合っているかもしれませんね。
天井に遮音シートを貼るという方法もありますが、そもそも上階の人が気を付けてくれないとなかなか解決できない問題と言えそうです。

常夜灯が明るく感じる

寝る時に、いわゆる「豆電球」を付けて寝る子供の場合は、少し明るく感じてしまうかもしれません。
頭の位置を少しでも照明から遠ざけるよう対処したいところですね。
ベッドの位置に加え、寝る向きも考えてみると解決するかもしれません。

天井の明かりは全て消し、床にフロアライトを置くという方法も。
下からの間接照明になるので明るすぎることもなく、ほのかにお部屋全体を照らしてくれます。

子供の場合、真っ暗にして寝るのはちょっと危険。
もし夜中にトイレに行きたくなった時に、ハシゴから落ちる可能性もあるため、できれば薄明かりにしておきたいところです。

ロフトベッドならではポイントですね。

体調のすぐれない時の昇り降りが大変

これが意外とスルー出来ない大きなデメリットの一つ。
子供と言えども体重はしっかりあるので、親がヒョイッと簡単に昇降させることはできませんよね。
ベッドインするときも降りてくるときも、落ちないよう「サポートする」ことしかできません

看病まで考えると、体調の悪いときは布団を下に敷くという方法のほうが現実的かもしれません。
イレギュラーな場面なので、そういう時は無理に昇り降りさせず、臨機応変に対応するのがおすすめです。

ハシゴの形状によってはすべりやすい

ハシゴは、単に昇降できるくらいの簡易的なものもあれば、平らで滑りにくいものや夜光シール付きのタイプもあります。
簡単にDIYできるものは、随時対応すればデメリットは解消できます
でも、丸い足元を平らにすることは無理なので、購入時によく確認しておきたいところですね。

階段付きが最も安全に昇降できるタイプですが、大きさが出てしまうため、はじめからハシゴを安全にするという方向で考えるのもおすすめです。
薄いゴムマットを張り付けたり、夜光テープで夜でも見やすくしたり、工夫すれば使いやすいハシゴになりますよ。

3.寝ているときのデメリット

寝ているときのデメリット

寝入った後でのデメリットもあるので紹介します。

  1. 寝返りできしみやすい
  2. 地震の時に揺れやすい
  3. 夏場は暑い
  4. 掛け布団が下に落ちることがある
  5. 夜中にトイレに行くときに不便

寝返りできしみやすい

高さがあるとどうしても揺れやすいため、一般的なベッドよりもきしみやすいデメリットがあります。
きしまないロフトベッドというものはないため

きしみにくいロフトベッド

を選ぶようにするのがおすすめです。
具体的には、高さが出るほどきしみやすいので、ロータイプにしたり、素材を木製にするのも賢い方法。

パイプは素材に柔軟性がないため、木製よりもきしみやすくなります。
きしみ音が出るときは、ネジが緩んでいる可能性が一番高いので、ネジを増し締めすることでかなり改善することができます。

地震の時に揺れやすい

高さがある分だけ、地震などの影響が大きくなります
崩れたり倒れるということは、ほぼありません。

子供でも大人でも変わらず、寝ているときに地震が来たら怖いものですよね。
お部屋の角に配置することで、いざ揺れているときに絶対に倒れないほうへ体を寄せることができて、少し安心できます。

ただ、良い点もあります。
寝ているときに揺れても、家具が倒れてケガをすることがありません

寝室の家具の配置は、深夜の地震を想定して、万が一大きな地震がきても寝ている人にぶつからないようにする必要があります。
ロフトベッドの場合はその必要がありません。

少しですが、レイアウトが自由になりますね。

夏場は暑い

温かい空気は天井に集まる性質があるため、高い寝床は

夏は暑く、冬は温かい

という特徴があります。
一長一短なので、どちらがいいとは言えませんね。

冬温かいのはいいことなので、夏への対策が重要になります。
難しいのが

  • エアコンの冷気は床にたまる
  • 扇風機の風を当てにくい高さ

という2点。

エアコンの風が直接当たる配置はデメリットになりやすいですが、エアコンは強弱をコントロールできるため、夏場は必ずしもデメリットと言えないのが現実です。
コンセント付きなら、クリップで取り付ける小型の扇風機もおすすめですよ。

どうしても耐えきれないときは、暑さがピークの時期だけ床に寝るという方法も。
最後の手段ですね。

掛け布団が下に落ちることがある

高い寝床は暑いということと関連しています。
無意識に布団を蹴ってしまい、そのまま落下ということも。

朝方寒くて目が覚めたら、布団がなかった…なんてことも起こるかもしれません。
しかも床に落ちてるので、取りに行くのがとっても面倒です。

サイドフレームがあるのでそんなに起きることもないはずですが、落ちちゃうととても面倒なので、デメリットの一つかなと思います。

夜中にトイレに行くときに不便

もし夜中にオシッコがしたくて目が覚めた時は、ハシゴが大きなデメリットになりますよね。
面倒だし、足を踏み外しそうで危ないですし。

ハシゴを少しでも安全に使えるようにするか、階段タイプにするかというのが解決策です。
また、真っ暗だと見えなくて危ないので、豆電球をつけて寝るようにすると安心ですね。

【番外編】ママにとってのデメリット

ママにとってのデメリット

3つのシーンでデメリットを紹介しましたが、最後にママにとってのデメリットを紹介します。

子供が使う場合は、本人はもちろん、メンテナンスを中心にママにも大きく影響しますよね。
ママにとっては【番外編】ではなく【本編】かもしれません。

  1. 布団のメンテナンスが大変
  2. 掃除するときに頭をぶつけやすい
  3. 配置に困る

布団のメンテナンスが大変

布団を干すときの上げ下げや、シーツ・カバーの交換など、メンテナンスが普通のベッドよりも大変です。
子供に手伝ってもらうのが一番ですね。

ベッド下に大きな空間があるので通気性はとてもよく、メンテナンスの回数は少し抑えることができるかもしれませんね。

掃除するときに頭をぶつけやすい

特に下を掃除するときは、頭上に注意。
つい夢中で掃除していると、いつものクセでスッと立ち上がっちゃうものです。

子供も頭をぶつけやすいのは変わらないので、最もぶつけやすい部分にクッション性のあるテープなどを貼るのがおすすめ。
赤ちゃん用のクッションテープみたいなのが良さそうですね。

配置に困る

ロフトベッドを置く位置は、なかなか簡単に決めることができないものです。
出入り口のドアやクローゼットの扉・窓・換気扇・エアコン・照明…など、考えれば考えるほど分からなくなってきますよね。

普通のベッドより配置に悩みやすいというのもデメリットの一つかもしれません。

逆に、どう考えても「ここしかない」という感じで、あっさり決まる可能性も。
気にしすぎると決めるのに疲れてしまうので、ある程度の妥協は必要になります。

そもそもロフトベッドは、狭い部屋を広く使うための家具。
その時点で、置く位置は数カ所に絞られてしまい、完璧な位置などないことがほとんどです。

まとめ

【起きているとき】

高さがあるので圧迫感がある
ベッド下が暗くなりやすい
ほこりがたまりやすい
気軽にゴロンと横になれない

【入眠時と起床時】

窮屈感がある
上階の音が聞こえやすい
常夜灯が明るく感じる
体調のすぐれない時の昇り降りが大変
ハシゴの形状によってはすべりやすい

【寝ているとき】

寝返りできしみやすい
地震の時に揺れやすい
夏場は暑い
掛け布団が下に落ちることがある
夜中にトイレに行くときに不便

【ママにとってのデメリット】

布団のメンテナンスが大変
掃除するときに頭をぶつけやすい
配置に困る