インテリアコーディネーター監修

ローベッドの5つのメリットと4つのデメリット

ローベッドの5つのメリットと4つのデメリット

ベッドを購入するときは「どんなスタイルのベッドにしようか」ということをまず悩みますよね。一般的な高さの誰もが想像する普通の「ベッド」にするか、それともローベッドやフロアベッドなど低いスタイルにするか。

また、スペースを有効に使えるロフトベッドや収納付きベッドなど、本当に様々なスタイルがあり悩んでしまいますよね。そこでここでは「ローベッド」のメリット・デメリットを考えてみようと思います。

ローベッドとは

ローベッドとは…?と言われるとどのようなベッドを想像するでしょうか。つまりは「低いベッド」なわけですが、最近はフロアベッドというものもあります。床にフレームがベッタリついててローベッドよりも低く、布団寝の延長のようなスタイルです。

なのでここではゴッチャにならないように便宜上「ベッド下に空間がある低いベッド」というイメージで統一しようと思います。トップ画像のようなベッドです。

ローベッドのメリット

まずはメリットを考えてみます。主に次の5つがあるのではないでしょうか。

  1. お部屋が広くなる
  2. スタイリッシュ
  3. 高さがないので落ち着く
  4. 湿気に強い
  5. 厚みのあるマットレスが使える

お部屋が広くなる

ベッドのような大きな家具は、低いほうがお部屋に広がり感が出ます。物理的に考えても空間が広くなるのは当たり前ですよね。生活は「2D」ではなく「3D」なので、お部屋の広さは空間の広さで考えるのが正解。

なので「広く感じる」ではなく「広くなる」という言い方が正しいです。

ローベッドは圧迫感が減り、開放感が高まります。やはり開放感のある寝室のほうが寝てても気持ちいいものです。

スタイリッシュ

脚付きローベッドはとってもオシャレですよね。高級感のあるベッドの多くはこのパターンです。脚があることでスッキリと見え、大きさを感じさせずスタイリッシュに配置することができます。

高さがないので落ち着く

個人の感覚に左右されますが、日本人には「低い位置が安心する」という遺伝子があるではないかと思うくらい、低いポジションは落ち着きます。ずっと昔から床に布団を敷いて寝てきた民族なので、不思議と低い寝床が安心するのではないでしょうか。

湿気に強い

ローベッドは湿気に強いモデルが多いです。脚がついて床板がすのこ仕様という場合が多いんですね。それは「ローベッド」というポジションだからです。

一般的な高さのベッドは下に収納できるので引き出しがついてたりします。フロアベッドは床にベッタリなので空間がありません。つまりどちらも湿気の逃げ道が少なく、マットレスの下に湿気がたまりやすい構造だと言えます。

その点ローベッドは、ベッド下が少ないので収納にも使えません。なのでただの「空間」です。空間は「何もない」と考えがちですが、ベッドにおける空間は「空気の通り道がある」ことを意味します。

これは湿気対策においては非常に有利なスタイルと言えます。

厚みのあるマットレスが使える

低いポジションなので厚みのあるマットレスを使うことができます。マットレスは種類が非常に多く、もし厚いマットレスがお好みの場合、普通の高さのベッドでは高くなりすぎて使いにくいですよね。

フロアベッドでも同じことが言えますが、初めから低い床板なので厚みのあるマットレスと相性がいいと言えます。

ローベッドのデメリット

今度はデメリットを考えてみようと思います。次の4点が大きなものではないでしょうか。

  1. 起き上がりにくい
  2. ほこりの影響が大きくなる
  3. 掃除がしにくい
  4. 収納できない

起き上がりにくい

ローベッドの最大の欠点がコレ。フロアベッドよりはいいのですが、低い位置から「ヨッコラショ」と起き上がらなければいけません。若い人なら大きな問題はないでしょう。ただお年を召している方や膝・腰の悪い方はオススメしません。毎朝起きるのが苦痛になります。

ほこりの影響が大きくなる

床に近づく分だけホコリをかぶりやすいと言えます。これもフロアベッドよりはマシですが。ただ、極端に大きな掛け布団じゃなければ床に付くことはないので、ほこりが舞いあがることはあまりないです。アレルギーのある人は要注意ですね。

掃除がしにくい

ローベッドの下の空間には当然ほこりがたまります。でも低いので掃除機が入りにくく掃除はしにくいと言えます。ベッド脇が両サイド空いていれば掃除機もかけれますが、壁についている場合は奥が届きません。

たまに床板をあげて掃除機をかけるか、ベッド下をロボット掃除機に任せるという手もあります。

収納できない

ローベッドで収納付きというベッドはおそらくないのではないかと思います。私は見たことありません。ベッド下の空間にボックスなどを置くことはできますが、引き出しになっているようなベッドは探す価値がありません。

ローベッドという時点で収納機能はあきらめる必要があり、うまくいけば収納ボックスを下に入れることができるかも…という程度で考えておくのが無難です。

大きさを感じさせないローベッドはキングサイズに最適

大きなベッドを置きたいけど、圧迫感がありそうと感じてしまいますよね。

キングサイズの大きさを少しでも減らすには、低いフォルムにすることが大事。幅が広く高さもあると、よりベッドが大きくなり、寝室に与える圧迫感が増してしまいますよね。

せっかくベッドフレームがおしゃれなデザインでも、寝室に圧迫感があればせっかくのおしゃれなデザインが台無しです。

おしゃれさなら脚付きローベッド

低さを求めるとフロアベッドになります。それはそれで素敵なデザインのキングサイズがありますが、おすすめは脚付きのローベッド。

脚付きのローベッドはとってもスタイリッシュに見えて、都会的で洗練された雰囲気を放ちますよね。

フロアベッドよりは高さが出てしまいますが、ベッド下に空間が視覚的に見えるので、思いのほか大きさを感じさせません。

通気性も大事

キングサイズは主に二人で寝るサイズです。ということは寝汗の量も倍になりますよね。

にもかかわらず通気性の良くないベッドだと、カビの発生確率もグンと高くなってしまいます。

二人で寝る場合、通気性に関してはより慎重に検討しなければいけません。

そういう点を考慮しても、フロアベッドより脚付きのローベッドが向いています。ベッド下に空気の流れる空間があり、寝汗による湿気が床に抜けやすいベッドなら、湿気がこもってカビが生えてくることもありません。

キングサイズは種類が少ない

キングサイズ設定のあるベッドは、種類がとっても少ないですよね。

国土が狭く、狭小住宅の多い日本では需要が少ないので仕方ないことですが、欲しい人にとっては選択肢が限られてしまいます。

おしゃれなキングサイズのローベッド

そんな選択肢の少ない中で、前述の条件を満たすローベッドがコレ。

おしゃれなキングサイズのローベッド

ウォールナット柄とモダンなデザインが印象的な、今風のキングサイズベッドです。画像では見えませんが、スチールのおしゃれな脚がついています。

低いフォルムなのでキングサイズという大きさを感じさせず、空間にゆとりが出る分、寝室がスッキリします。

湿気が逃げやすい構造なうえベッド下に空間があるので、カビの心配も少なそうなデザイン。二人分の寝汗も自然と抜けていってくれます。

なにより見た目の雰囲気がとてもおしゃれですよね。寝室がモダンで開放的な空間に変わります。

ローベッドは若い夫婦にもおすすめ!

若い夫婦には若いなりの様々な特徴があるもの。デザインもその一つですが、使い勝手なども考慮しないと買ってから後悔してしまいます。

若い夫婦に大事な条件は次の5点が考えられます。

  1. デザインがおしゃれ
  2. 価格が抑え目
  3. ムード満点
  4. 子供のこと
  5. 低さ

デザインがおしゃれ

若い夫婦はインテリアにも凝っていますよね。オシャレな寝室は満足感も高く、睡眠の質すら上げてくれるもの。寝てしまえば雰囲気も分からなくなりますが、寝る前の夫婦の大事なひと時が、より濃密になります。

価格が抑え目

若い夫婦はまだ経済力が低い場合がほとんど。いっぱいやりたいこともありますし、いっぱい遊びたい盛り。数十万もするようなベッドは到底手が出ません。でも高価だからと言ってオシャレというわけでもありません。

ムード満点

夫婦円満・少子高齢化という側面で見れば、ムード満点のベッドにすることで多少なりとも改善が期待できるのではないでしょうか。

子供のこと

まだ子供のいないカップルの場合、近い将来に赤ちゃんの誕生があるかもしれません。その場合、添い寝などを考えれば低いベッドのほうがいろんな面で安心感があります。

低さ

赤ちゃんの事もそうですが、若い夫婦は広々した一戸建ての広い寝室で…とはいきませんよね。多くは6畳前後の寝室に収納家具や妻の鏡台などを置いて、なんとかベッドを置くスタイルです。

少しでも開放感あふれる寝室にするなら、低いベッドは有効な選択肢と言えます。また、低いベッドは価格面でも有利。使う部材が少ないので意外と安く、その分デザインがオシャレなものが多いのが特徴です。

若い夫婦にオススメのローベッドはコレ!

様々な条件を満たしたオススメのベッドがコレ。

レザー仕様のローベッド「MAD(マッド)」

レザー素材を使った、おしゃれなフロアベッドです。

レザーの独特な雰囲気がおしゃれ

ベッドは木製が圧倒的に多いです。
このベッドも内部はもちろん木ですが、外側にレザーを張ってラグジュアリーな雰囲気を出しています。
お部屋がどことなく高級感のある雰囲気になりますよね。

また、ヘッドボードは物を置くスペースではなく、背もたれとしてくつろげるようデザインされています。
夫婦で会話をするのにもピッタリですよね。
もし赤ちゃんといっしょに添い寝することになっても、ぶつけても大丈夫という安心感もあります。

価格面も非常に手が出しやすく、トータルでのコスパを考えた時におすすめできるベッドと言えそうですね。

レザーの独特な雰囲気がおしゃれベッドはこちら

まとめ

細かいメリット・デメリットはあるものの、ローベッドの魅力はやっぱり見た目のオシャレさ・デザイン性の良さに尽きます。そりゃ収納がついてれば省スペースですし、機能性豊かなヘッドボードが付いてれば使いやすいです。

でもそれをもって余る「カッコよさ」をローベッドは持っていますよね。結局は見た目が好きじゃないベッドは好きになれません。ローベッドはそのような感覚で選択すると失敗も減るのではないかと思います。
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