インテリアコーディネーター監修

ローベッドで赤ちゃんとの添い寝を快適にする3つのポイント

赤ちゃんと添い寝するときは連結できるベッドがおすすめ!

赤ちゃんと添い寝するにあたり、ローベッドにしようか、それとも床に布団を敷いて寝ようか悩んではいないでしょうか。

親のベッドで添い寝する場合は、転落することが最も怖いですよね。
0~1歳児だと受け身をとることは当然できず、40cmぐらいの高さでも大けがをしてしまいます。
かといって床に布団だと、寝心地や上げ下げの問題も…。

そこでここでは、次の3つのシーンにおける赤ちゃんの添い寝に焦点を当てて考えてみようと思います。

  1. ベビーベッドを使わない場合
  2. 親のベッドで工夫する
  3. 添い寝しやすいベッドを新調する

1.ベビーベッドを使わない場合

ベビーベッドを使わない場合

赤ちゃんは必ずしもベビーベッドで寝せなければいけないわけではありませんよね。
安いものではありませんし、レンタルだってどれくらいの期間使うか分かりません。

わずか1~2ヶ月しか使わない可能性もあります。
それなら初めから添い寝する前提で考えるのも一つの方法です。

床に布団を敷くのが転落には最も安全

転落・落下ということを考えると、添い寝するとき一番安心感のある方法が「床に布団を敷いて寝る」ことです。
もし赤ちゃんが転げ落ちてしまっても、大ケガにはなりません。
床が硬いと意外に痛いので、ラグやジョイントマットなどで柔らかくしておけば、なお安心です。

ただ、赤ちゃんが生まれる前から布団で寝ていた人なら大きな変更はないかもしれませんが、今までベッドで寝ていたにもかかわらず「赤ちゃんの転落を考えて布団で添い寝しよう」というなら、かなりの変化があります。

  1. 布団の上げ下げが大変
  2. 布団の収納スペースが必要
  3. こまめな掃除が必要
  4. 寒さ対策が必要
  5. 今までのベッドをどうする?

一つずつ考えてみます。

布団の上げ下げが大変

今までベッドだと布団はそのままですよね。
でも床に敷く場合はそのままというわけにはいきません。

上げ下げ自体の大変さに加え、赤ちゃんから目を離す時間ができてしまうことにも繋がります。

布団の収納スペースが必要

布団で赤ちゃんと添い寝する場合、布団を収納するスペースを確保しなければいけません。
和室があれば押入れもあると思うので、空けることができるかもしれません。

でも洋室しかない場合、クローゼットだと奥行きが少なすぎて布団を収納することができない可能性も
そういう場合は、布団を収納するケース等を用意しなければいけません。

こまめな掃除が必要

布団は床のすぐ上なので、大人はもちろん、赤ちゃんにもほこりの影響が大きくなってしまいます。
寝返りで布団がバサッとなるたびに、ほこりが舞い上がってしまいますよね。

また布団の上げ下げなどで余計にハウスダストが出てしまいます。
つまりホコリが増えやすいうえに、影響も大きくなってしまうということです。

寒さ対策が必要

今までベッドで寝ていた人にとっては、床はとても寒く感じるはずです。
もちろん感じるだけでなく、実際に床は寒いのです。

冷たい空気は比重が重いので床に集まり、暖かい空気は逆に天井に集まります。
部屋の中は高い位置のほうが暖かいんですね。

さらに床の冷たさの影響もあるので、寒さが苦手な人は余計な暖房費がかかってしまう可能性があります。
赤ちゃんの場合は室温管理にも気を使いますが、温度計の位置が大人の目線の高さだと、意外と床はもう少し寒いので要注意です。

今までのベッドをどうする?

今まで使ってたベッドをどうするかというのも、とても頭を悩ませます。
そのままにしておいて問題のない広さがあればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。

売る・捨てる・しまっておく・あげる…

様々なことが考えられますが、どのみち「分解」する必要があります
しまう場合は大きなスペースが必要になりますし、売る・捨てる・あげるといった場合は、家の外に運ぶという作業も出てきます。

2.親のベッドで工夫する

ベビーベッドを使わない場合

次は今まで親が使っていたベッドで、そのまま赤ちゃんと添い寝することを考えます。
出費を抑えることができ、変化が最も少ない方法がコレ。
最初からベビーベッドを使わないなら、まずはこのスタイルになるかもしれません。

でも、この場合も様々な問題が出てきます。
やはり最大のポイントは転落の危険性。

ローベッドなら安心感はありますが、一般的な40cmぐらいの高さのベッドだとかなり怖いですよね。
間違ってもそのまま添い寝してはいけません。

改善するためのポイントは次の3点。

  1. 片面を壁につける
  2. 転落防止ガードをつける
  3. つかまり立ちできるまで

片面を壁につける

まずはベッドを壁にピッタリと寄せ、物理的に赤ちゃんが落ちないようにします。
少し寒いかもしれませんが、片面の安全は確保できます。

できれば「L字」で壁に寄せることができれば、添い寝してても安心感は倍増です。

転落防止ガードをつける

空いてる方は必ず転落防止の措置をとります
親が寝ていれば乗り越えることはないと思いますが、その辺は赤ちゃんの月齢によって大きく左右されます。

安心感は、付けたほうがはるかにありますね。

添い寝はつかまり立ちできるまで

ベビーベッドのようにとても高い柵をつけることができれば、添い寝して親が寝ててもおそらく大丈夫ですが、中途半端に低いベッドガードだと、月齢によっては簡単に乗り越えてしまいます。
布団が台になることも考えられます。

すると、万が一落ちた時の衝撃は、余計に大きくなってしまいます。
赤ちゃんが自力で乗り越えれるようになったら、高さのあるベッドでの添い寝をやめ、違う策を講じるべきです。

3.添い寝しやすいベッドを新調する

添い寝しやすいベッドを新調する

最後はあらかじめ添い寝しやすいベッドを新調する方法です。
布団は安全ですが様々なデメリットがあります。
親が使ってたベッドも、赤ちゃんの添い寝を考えて買ったわけではないでしょう。

そこで赤ちゃんの誕生を機に、できるだけ長く使えるような添い寝しやすいベッドを新調します。
転落の危険がなく、床に布団を敷いて寝るようなデメリットもない、いいとこ取りできるベッドです。

そのようなベッドを選ぶときのポイントは次の3点です。

  1. ローベッドであること
  2. 家族全員が寝れること
  3. 子供が成長してからも使えること

具体的に考えてみます。

ローベッドであること

転落の危険を減らし、なおかつ布団の上げ下げをしないようにするには、低いフォルムのローベッドが最適です。
が、転落・寒さ・ほこり…など、総合的な観点で考えることが大事です。

低さ重視ならフロアベッド

すのこ床板のフロアベッド

床のすぐ上にマットレスを置く「フロアベッド」なら、高さはほぼマットレスの厚みだけ。
布団に近い低さにもかかわらず、コイルマットレスの寝心地で眠ることができます

床に近いので、寒さやホコリが舞いやすいというデメリットがあります。

ホコリ回避ならフロアタイプのローベッド

マットレスを「乗せる」フロアタイプのローベッド

フロアベッドよりも少しだけ高くなるデメリットはありますが、ローベッドだとホコリを回避しやすいメリットがあります。
ホコリは床上30cmくらいが最も多いので、わずかに高くなった分が大きな差になりますよね。

転落に対してはデメリットが大きくなるものの、アレルギーなどに対しては逆にメリットが大きくなります

家族全員が寝れること

パパは今までの高さのあるベッド、ママは赤ちゃんと添い寝するためにローベッド…

これでは少し問題アリですよね。
どうせ新調するなら、家族全員が同じベッドで寝ることのできるようなもののほうがいいです。

子供の人数やこれからの予定を考慮する必要もあるため、熟考が必要ですね。

子供が成長してからも使えること

子供の成長はとても早いもの。
ついこの前まで添い寝してたのに…と思う日も意外と近いかもしれません。

でもベッドは簡単に買い替えれるものではありませんよね。
いかにして長く使うことのできるベッドを選ぶことができるかが、家計を左右します。

おすすめなのは、横方向に連結できるタイプのベッド

横方向に連結できるローベッド

もちろん連結できるということは、分割もできるという事。

子供が小さなうちは連結して「非常に大きなベッド」という感覚で添い寝できます。
ものによっては280~300cm幅ぐらいまで可能。
普通のシングルベッドが約90~100cmなので、どれだけ広いかが想像できると思います。

そして子供が大きくなったら分割して子供用にしたり、子供には別のベッドを用意して親がそれを使ったりといった融通が利くようになります。
単にシングルサイズを2台並べて添い寝すると、どうしても隙間ができてしまい、赤ちゃんがはまってしまうので注意が必要です。

まとめ

赤ちゃんのことだけを考えると、安全面でも衛生面でもベビーベッドが一番いいのかもしれません。
でもベビーベッドは使う期間も短く、結局は同じ悩みが出てくるものです。

それなら赤ちゃんの誕生をきっかけにし、添い寝しやすい大きなベッドを用意するのもいい方法ですよね。
一台の大きなベッドは分割できないので、赤ちゃんのいる家庭には「連結&分割できるベッド」がおすすめですよ。

家族全員で寝られる連結ベッド