インテリアコーディネーター監修

【家具のプロが教える】ベッド・マットレスの選び方&おすすめの8つのメーカー

【完全保存版】ベッド・マットレスの選び方&おすすめの8つのメーカー

ベッドを買いたいけど、どんなタイプにすればいいのかサッパリ分からない…と悩んではいないでしょうか。
いろんな機能のあるフレームや、いろんな種類のマットレスがありすぎて、一つに決めるのが本当に難しいですよね。

寝るための大事なものだから失敗したくない…
でも予算もあまりかけられない…

こんな風に考えている人も少なくないと思います。
そこでこのページでは、ベッド選びのポイントやおすすめを紹介しようと思います。

このページであなたが分かること
  • 自分に合う使いやすいベッドフレーム
  • 自分に合う寝心地のいいマットレス
暮らしの専門家であるインテリアコーディネーターとして、プロの目線から情報を発信しています。
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管理人:トモ

ベッド選びの基本

ベッド選びの基本

ベッドは、マットレスとフレームに分かれています。
マットレスは寝心地の9割を決め、フレームは使い勝手を大きく左右します

では予算はどのような感じが良いのでしょうか。

ベッドの予算 目安

【例】シングルの場合一般的な選び方価格重視マットレス重視見た目重視
予算全体8万円3.5万円13万円8万円
フレーム予算3万円1.5万円3万円5万円
マットレス予算5万円2万円10万円3万円
目安の理由一般に普及しているフレーム・マットレスの平均フレーム・マットレスの最安値クラスの価格帯一流メーカーの人気モデル最安値が10万円くらいデザインは好みだが5万円あれば選択の幅が広がる

予算配分は「マットレス 6:フレーム 4」が目安

予算の配分は「マットレス 6:フレーム 4」あたりが目安。
マットレスのほうがフレームより価格も高く、そして寝心地のほとんどを決める大事なアイテム。
予算の多くをマットレスに回すということが、最初に抑えておくべき大事なポイントです。

注意点…
マットレスは上を見るとキリがない。誰しも寝心地が大事なのは当たり前だが、高価なマットレスが必ずしも寝心地がいいとは限らないことを忘れずにいよう。価格の差は、耐久性の良さ・素材の良さ・詰め物の量が多い・手の込んだ作り…などが一番大きい。

では、予算配分は「6:4」が目安だとして、そもそも自分の予算はどこまで出せるのだろう…と悩む人も少なくないはず。

予算を決めるポイント

上の表ではざっくりと4種類に分けましたが、ベッドのような耐久性の高い家具では「使用年数」も大きなポイントになります。
実はベッドは、フレーム・マットレスともに、安いものでも5年くらいは全く支障なく使えるものがほとんど。

もちろん何かの拍子に「バキッ」とか「ボキッ」とかしたものは別ですが、安いものだと5年くらいすると、フレームはギシギシきしんできたり、マットレスは中央部分のへたりが気になり始めるはず。

そこで

  • 安いタイプを5~6年くらいで買い替える
  • ちょっといいベッドを10年以上使う
  • 高価なベッドで20年以上を目指す

という長い目で考えてみるのもおすすめ。
それによって予算の目安が見えてきますよね。

安いタイプを5~6年くらいで買い替える

5万円のベッドを5年で買い替えても、10万円のベッドを10年使っても、実は出費は同じ

買い替えの手間がイヤと考えるか、それとも5年ごとに新しい雰囲気や寝具になるのが嬉しく感じるか、それは完全に好みですよね。

例えば一人暮らしの学生さんなら、長く使えるベッドを買う必要はありません。
引越しする可能性も高く、若さもあって体も丈夫です。
予算はマットレスも込みで4~5万円くらいを見ておくといいのではないでしょうか。

ちょっといいベッドを10年以上使う

安いものでも選び方次第で、全く問題なく使うことができると実感しています。
が、もし予算を回せるなら、このゾーンが一番おすすめ。

特に「ちょい安めの国産ベッド」は、とってもコスパが良く、使い勝手もいいものが多いです。
最近では輸送費が非常に高いため、実は海外製に「安さ」のメリットがなくなってきています。
国産とあまり変わらないので、少し背伸びをするだけでグッと質のいいベッドにすることができます

高価なベッドで20年以上を目指す

ある程度の年齢になると、引っ越しも少ないでしょうし、短いスパンで買い換える手間が大きなデメリットになってきます。
年を重ねるごとに、体もいたわってあげたいものですよね。

そういう人は、いい物を長く使うのがおすすめ。
価格だけじゃなく、メーカーやブランドにこだわるのもいいですよね。

20年と言えば、人生の4分の一から5分の一くらい占めます。
自分の健康のために、そこまで長い期間使うベッドなら、高いお金を払う価値は十分ありますよ。

フレーム・マットレスはセットで購入すべき?

フレームにはたいてい、セットのマットレスがあります。
高さのあるフレームには薄型のマットレスがセットになっていたり、高級感のあるフレームにはゴージャスなマットレスセットがあったりしますよね。
多くの場合、単品でマットレスを買うより安くなっています

  • 価格を重視するならセット買いがお得でおすすめ
  • 寝心地重視ならマットレスを別に選び、予算があるならメーカー品を検討する
  • デザイン性重視ならマットレスセットにして、フレームに予算を回す

このような感じで考えるのがおすすめです。

セット・別々を決めるポイント

セット別々
使い勝手重視×
デザイン重視×
寝心地重視×
コスパ重視×

つまりは「寝心地を最優先する」という人は別々に選び、それ以外の人はセットを選ぶことで満足のいくベッドを購入することができるというわけですね。

デザインや使い勝手を重視するならセットにする

見た目も使い勝手もフレームによって決まるため、インテリア性や寝室の使い勝手を重視する場合は、セットになっているベッドを選ぼう。
マットレスがお買い得になるため、予算配分をフレームに寄せることができます。
そうすることで、フレームの選択肢が広がりますよね。

フレームを重視するなら、ネットのほうが種類も豊富で見比べやすいメリットがあります。
マットレスの選択肢は少なくなってしまいますが、特に「硬さ」だけは好みのタイプを選ぶことで失敗はグッと減ります。

セットの場合は、その商品に合うマットレスがセレクトされているので、大きな失敗がないメリットもありますね。

寝心地を重視するなら別々に選ぶのがおすすめ

寝心地を重視するなら、まずはマットレスを単体で選ぼう。
実際にお店に行って寝てみたり、メーカーから選ぶのもおすすめです。

↓ メーカー紹介の項へ行く

別々にする場合は、マットレスの厚みとフレームの高さの合計を50cm以内に収めるようにしよう。
そうすることで座りやすくなります。
※ちなみに一般的なチェアの高さは40~45cmです。

サイズを合わせるのは当然ですが、マットレスを乗せるタイプのフレームなら1~2cmの誤差は気にする必要はありません。
マットレスをフレームに「はめ込む」ような形状の場合は、しっかり寸法を確認して選ぶことが大事になります。

ここまでのまとめ

  • ベッドは「マットレス 6:フレーム 4」くらいの予算配分がおすすめ
  • 予算はベッドをどのくらいの期間使うのか想像して決めるのがポイント
  • 使い勝手やデザイン重視ならマットレスセット、寝心地重視なら別々に選んで買おう

おおよその予算の目安と、購入後の「ベッドライフ」が、おぼろげながらイメージできたでしょうか。
次からは少し具体的に「フレーム選び」と「マットレス選び」を紹介しようと思います。

フレームの選び方

フレームの選び方

フレームは、マットレスを乗せる台の役割を果たします。
マットレスは寝心地の大部分を決めますが、フレームは「使い勝手」の大部分を決めるため、フレーム選びでは

自分にとって使いやすいフレームはどれだろう…

という視点で選ぶのがポイントです。

では「使い勝手」とは、一体どういうことでしょうか。
機能性」と「インテリア性」という、ベッドならではの2つの側面で考えていきます。

フレームには様々な機能がある

主な機能性は、次のようなものがあります。

フレームの機能とメリット・デメリット

メリットデメリット
収納スペースお部屋を整理できる寝床が少し高くなる
通気性の良さカビを予防できる特になし
棚付き時計やティッシュなど小物が置けるベッドの長さが大きくなる
照明付き手元で常夜灯のオンオフができる真っ暗で寝る人には意味がない
コンセント付きスマホの充電ができる壁のコンセントが遠いと延長コードが必要
座りやすい高さソファ代わりに使える高いと落ちる怖さがあり、低いと立ち上がりにくい

大きい家具だからこそ収納が大事

ベッドは大きな家具なので、ただスペースを使ってしまうのはもったいないですよね。
ベッド下が収納できるようになっていれば、お部屋がスッキリ整理できます
収納付きは、通気性があまり良くない弱点があります。

ベッドの選び方~収納ベッドの3つのタイプとその注意点【収納ベッドの選び方】3つの収納タイプと気を付けるべき注意点

収納が要らないなら通気性のいいすのこベッド

ベッド下に空間があり、床板がすのこになっていると、湿気が効率よく分散してカビを防いでくれます。
ベッド下を収納に使わない代わりに「通気性」として使うという発想ですね。
まずは収納が必要かどうかを考え、不要なら通気性のいいタイプにするという順番がおすすめです。

通気性のいいベッドの選び方 桐すのこが理想的通気性のいいベッドの選び方 桐すのこが理想的

棚があると便利に使えます

枕元に棚があると、小物を置くのにとても便利です。
目覚まし時計やメガネ・本・スマホ・ティッシュ…など、案外ベッド周りに置きたい小物って多くありますよね。

ただ、置く場所があるとゴチャゴチャ置いてしまうのが人間というもので、あえて置く場所を作らないことで整理された寝室になるという考え方もありますよね。
「ベッドは寝るだけ」という人には不要で、必ずしもあったほうがいいというわけでもありません

照明は豆電球と同じくらいの明るさ

ベッドについている照明は、読書灯としては暗いものが多いです。
夜にふと目が覚めた時に周りが見える程度の明るさで、トイレに行くときに転ばないように足元をほのかに照らしてくれるものと考えていたほうが間違いありません。

真っ暗じゃないと寝られない…という人にはもちろん不要。
薄明りで寝る人や、夜泣き・オムツ交換など小さな子供の面倒を見る家族には、役に立つ機能ですよ。

コンセントはスマホの充電に重宝する

寝る前にスマホを見る人も多いと思います。
そして、寝ている間に充電しておくという人も多いはず。

枕元のコンセントは、スマホの充電にとっても役に立ちます
布団から出ないで充電ポートにさせるので、寒い冬なんかは本当にありがたみを感じますよ。

本を読む人は、クリップライトなどにも使いやすいですね。

座りやすさも考えるのがおすすめ

機能性とは言えませんが、ベッドは座りやすい高さだと使い勝手がとてもよくなります
一人暮らしでベッドをソファ代わりにする人や、足腰の弱い人は、特に意識すべき。

一般的なチェアの高さが40cm前後なので、ベッドもマットレス込みで40cm前後だと座りやすい高さと言えます。

  • 高さのある収納ベッドでは薄型のマットレスにする
  • 厚みのあるマットレスを使うなら低いタイプのフレームにする

といったことを意識するのがポイントです。
低いタイプのフレームに関しては、別記事も合わせて参考にしてください。

【プロが推奨】ローベッド 7つのシーン別おすすめと3つのトピック【プロが推奨】ローベッド 7つのシーン別おすすめと3つのトピック

ベッドはデザイン性も大事

ベッドは床に布団を敷いて寝るのと比べ、格段に素敵なインテリアになります。
家具として、おしゃれなベッドという基準で選ぶのもおすすめです。

モダンで都会的なデザインのベッド

モダンで都会的なデザインのベッド

おしゃれで今風なインテリアになりますね。

ラグジュアリーで高級感のあるベッド

ラグジュアリーで高級感のあるベッド

海外のお部屋のような、高級感とラグジュアリーな雰囲気になりそうです。

素朴なカントリー調のベッド

素朴なカントリー調のベッド

シンプルで素朴なテイストのお部屋にピッタリです。

女の子向けの可愛いベッド

女の子向けの可愛いベッド

可愛い雰囲気が好きな女の子に最適ですね。

アジアンリゾート風なベッド

アジアンリゾート風なベッド

バリなど東南アジアの雰囲気が好きな人におすすめです。

北欧テイストなベッド

北欧テイストなベッド

木の温かみがあって、デザイン性もとってもおしゃれですね。

マットレスの選び方

マットレスの選び方

ここからはマットレスの選び方を紹介しようと思います。
寝心地は好みによる差が大きいので、とにかく「寝心地にこだわる!」という人は、いろんなお店に行って実際に寝てみるのがおすすめ

それでも、構造について少しでも知っていると、より合う合わないの判断がしやすいので、ここでは基本的なマットレスの構造を紹介します。

  1. ポケットコイルマットレス
  2. ボンネルコイルマットレス

この2種類は、頭の片隅に入れておくとマットレス選びの大きな助けになってくれます。
聞きなれない言葉ですが、構造自体は意外なほどシンプルなものですよ。

ボンネルコイルとポケットコイルの違いを比較してみたボンネルコイルとポケットコイルの違いを比較してみた

1.ポケットコイルマットレスの構造と特徴

ポケットコイルマットレスの構造

ポケットコイルは、たくさんのスプリングを並べて体重を支える構造です。
一つ一つが上下のクッション性を持っているため、重い部分は沈み、軽い部分は沈まないというのが大きな特徴。
点で支える」という表現をするサイトが多いです。

寝ているときに一点に体重がかかることがなく、体への負担が小さくなります。
柔らかめの寝床が特徴です。

ポケットコイルのメリット・デメリット

ポケットコイルのメリット・デメリット

横になった時、頭や肩・背中・お尻などにバランスよく体重がかかるため、筋肉をリラックスさせることができます。

基本的に柔らかい寝床のため、寝返りがしにくいデメリットがあります。

2.ボンネルコイルマットレスの構造と特徴

ボンネルコイルマットレスの構造

ボンネルコイルは、横方向にスプリングを連結させ、体重を「面」で支える構造
部分的に沈むことがなく、硬めの寝床になります。

ボンネルコイルのメリット・デメリット

ボンネルコイルのメリット・デメリット

面で支えるため、部分的に沈んで体が痛くなることがありません。
荷重を分散させるのが苦手ですが、そこは寝返りのしやすさがカバーしてくれます。

通気性がよく、価格も安価。
硬めの寝床が苦手な人には向いていません。

おすすめのメーカー・ブランド

予算の6割はマットレスに回すべきと冒頭で紹介しました。
フレームに比べて差が出やすいので、マットレスはメーカーやブランドにこだわってみるのもおすすめです。

ここでは人気のある大手をいくつか紹介しようと思います。

おすすめメーカー 比較表

構造特徴価格帯
シモンズアメリカポケットコイルしっかりしたポケットコイルで、体を点で支える。フィット感の高い詰め物が◎58,000~345,600円
シーリーアメリカ連立式スプリング(ボンネル系)雲の上で寝ているようなふんわり感が特徴。非常に柔らかい寝心地。48,000~425,250円
サータアメリカポケットコイル全体的にはしっかりでも、表面はソフト。難燃仕様のファイヤーブロッカーを標準装備。53,000~345,600円
フランスベッド日本連続コイル(ボンネル系)硬めで寝返りがしやすく、体重を面で支える。耐久性と通気性がハイレベル。16,800~324,000円
日本ベッド日本ポケットコイル小さいスプリングをたくさん配置する独特の構造で、きめ細かいフィット感が魅力。64,800~432,000円
アスリープ日本ファインレボ(独自素材)ファインレボという独自素材により、揺れが少なく安定した寝心地。64,304~241,881円
テンピュールデンマーク低反発素材独自の低反発素材により、宙に浮いたような柔らかい寝心地が魅力。32,990~385,800円
エアウィーブ日本高反発素材airfiberという素材により、寝返りがしやすく、優れた体圧分散と通気性。26,754~324,000円
※価格帯は全てシングルサイズです。参照元:価格コム(日によって変動があるため、目安として参考にしてください)

SIMMONS(シモンズ)

SIMMONS(シモンズ) ビューティレスト

SIMMONS(シモンズ)

1870年に「ザルモン・シモンズ」によって創始されたアメリカの老舗ブランドで、高品質・高級なベッド・寝具を提供するブランドです。

シモンズは現在主流の「ポケットコイルマットレス」の生みの親で、1925年に世界で初めてポケットコイルマットレス「ビューティレスト」を開発。

コイルスプリングを一つ一つ不織布で包み体を点で支える構造を作り出し、常に理想的な寝姿勢を保つことに成功したのです。

シモンズのベッドは高価格帯が多く、マットレスだけで20万円以上は当たり前。
フレームとセットだと100万クラスのベッドもある高級ブランドと言えます。

当然作りや素材は最高級ですが、いかんせん高価なので、壊れるまで使い倒す・一生モノのベッドを買うと決めた人向けのベッドと言えます。

基本的には「スタイリッシュ」とか「ファッショナブル」といったテイストではなく、重厚感があり高級そうなデザインのラインナップになります。

Sealy(シーリー)

Sealy(シーリー) クラウンジュエル

Sealy(シーリー)

シーリーは30年もの間、米シェア1位を守り続ける人気ブランド。
1881年創始でこちらもアメリカのメーカーですが、2012年よりラインナップを日本規格サイズに統一。

シモンズがポケットコイルなのに対し、シーリーは「連結コイル」タイプ。
ふんわりとした、まるで雲の上のような柔らかい寝心地が大きな特徴で、その寝心地は他の追随を許しません。

価格帯がシモンズよりも抑えられており、10万円台後半から30万円台あたりが主流です。
とは言え基本的には高級ブランドという感じです。

Serta(サータ)

Serta(サータ) スーペリアデイ

Serta(サータ)

シモンズ・シーリーと並ぶビッグ3で、頭文字をとって「3S」と呼ばれることも。

全米ホテルベッドシェアNo1の実績があり、難燃仕様の「FIREBLOCKER(ファイヤーブロッカー)」を標準装備しています。

こちらも基本的には高級路線のブランドで、デザインも重厚な雰囲気。

20~40万円あたりが主流で、70万円クラスもあります。

日本での知名度はシモンズ・シーリーに分がありますが、一流ホテルにも多数導入されている実績を考えても品質には疑う余地がありません。

フランスベッド

フランスベッド スランバーランド

フランスベッド

日本国内ではとても知名度が高く、最も身近なベッドブランドではないでしょうか。

フランスのメーカーなのかなと感じるかもしれませんが、1949年に創業した日本のメーカーで、日本独自の気候や風土、日本人独自の体型に合わせた寝具が魅力です。

医療や介護・福祉にも力を入れている会社です。

フランスベッド独自の「高密度連続スプリング」を採用したマットレスが特徴で、高温多湿な日本において湿気にとても強いマットレスと言えます。

日本でのホテル使用率ナンバーワンがフランスベッドで、国内の一流ホテルや官庁などでも多く採用されてます。

「FES規格」という独自の社内規格を取り入れており、JIS規格より厳しく品質管理されています。
リーズナブルな寝具から高級ベッドまで、幅広く取り揃えているのも魅力です。

日本ベッド

日本ベッド ピロートップシルキーポケット

日本ベッド

1926年創業で、日本で最も歴史のあるベッドメーカー。

迎賓館・宮内庁・一流ホテルなどで納入実績が多くあり、日本が誇る高級ブランドです。

一般的なシングルサイズのポケットコイルマットレスの約2倍に相当する、約1200個ものポケットコイルを組み込んだ「シルキーポケット」が主流。

価格帯は高価な部類に入り、マットレスで15万円くらいからで、フレームとセットだと30~60万円が相場になります。

デザインは日本人が好みそうなシンプルでオシャレなものも多いのですが、いかんせん高価で玄人が好むブランドと言えます。

ASLEEP(アスリープ)

アスリープ シンフォ バックライト

アスリープ

アスリープは、車の大手「トヨタ」のグループ会社が運営するメーカー。
世界最高水準の技術力を睡眠のほうへ発揮し、質の高いマットレスを提供しています。
2006年以前は「トヨタベッド」という名前だったんですよ。

「ファインレボ」という、コイルでもウレタンでもない独自の素材を使っている点がポイントです。
30年という長い期間使える耐久性が魅力で、高次元の寝心地を実現。

価格帯は20~50万円くらいの高級なブランドです。

TEMPUR(テンピュール)

TEMPUR(テンピュール) マイクロテック

TEMPUR(テンピュール)

低反発マットレスや枕で人気のメーカー。
元ジャイアンツの野球プレーヤーで、米メジャーリーグでも活躍した「松井秀喜さん」が愛用しているブランドです。

参考 15年以上テンピュールを使い続ける、松井秀喜の真実|テンピュール【公式】テンピュール

「テンピュールR」という独自の素材を使い、柔らかくクッション性のいい低反発な寝具を提供しています。
マットレスや布団の上に敷く、薄い「トッパー」のようなイメージを描く人もいるかもしれませんが、ベッド用の厚いマットレスもあります。

価格帯は10~40万円と、一流ブランドならではの高価格帯です。

エアウィーヴ

エアウィーヴ

エアウィーヴ

こちらは、フィギュアスケーターの浅田真央さんや、テニスプレーヤーの錦織圭選手で有名なブランド。
テレビCMでも放送されているので、見たことがある人も多いと思います。

参考 ムービーギャラリー | 睡眠の質を高めるマットレスパッド「エアウィーヴ」エアウィーヴ

寝返りがしやすく通気性のいい高反発素材が特徴で、布団やマットレスの上で使う薄いタイプが有名。
厚手のベッド用マットレスもあり、価格は10万円台半ばから30万円台後半くらいの高価格帯です。

厚くてもコイルマットレスじゃないため軽く、中を洗えるという特徴もあります。

一度まとめて整理しよう

ここまでを軽くまとめると

  • 予算配分は「マットレス 6:フレーム 4」
  • フレームは使い勝手を左右する
  • マットレスは寝心地を左右する

ということになり、そして

  • 自分にとって必要なフレームの機能を考える
  • フレームはデザイン性も考慮する
  • マットレスはポケット・ボンネルを基本に考える
  • いいマットレスを長く使いたい人はメーカーにこだわる

などを考慮することで、フレームとマットレスを選んでいくことができます。

シーン別のおすすめベッド

シーン別のおすすめベッド

ベッドって何となく買う物じゃなく、人生の節目で買うことが多いですよね。

  • 初めての一人暮らしを始める
  • 新婚で新しい住まいに引っ越す
  • 子供が一人部屋で寝たいと言い始めた

このようなシーンでは、ベッドを買い替えるチャンスと考えることができます。
ベッドは意外と壊れることもなく使い続けることができるため、何かの節目がないと買い替えるキッカケがないんですよね。

ここまでで全体的なベッド選びが見えてきたと思うので、ここからは具体的なシーンで考えてみましょう。

↓ あなたの今のシーンに合う項目までジャンプできます。

1.初めての一人暮らしでのベッド選び

初めての一人暮らしの場合、もしかしたら「初めてのベッド選び」になるかもしれません。
全く基準がないため、何をどう選んでいいのか分からないですよね。

初めての一人暮らしで気にすべきは

  • お部屋の広さへの対応
  • 環境の変化への対応

です。

お部屋の広さへの対応

ベッドは家具の中でも1、2を争う大きさ。
他の家具との兼ね合いも大きくなるため、まずはお部屋に合った大きさにするのがポイントです。

幅を必要以上に大きくしないとか、ヘッドはあえて付けないなど、収納できるタイプにするとか、省スペースに使えるタイプだとお部屋を広く使えます。

賃貸ワンルームに最適なベッドを考えてみたワンルームに最適なベッドの条件&上手な4つの配置例 初めての一人暮らし向けベッドの選び方完全ガイド(画像32枚で徹底解説)初めての一人暮らし向けベッドの選び方完全ガイド(画像32枚で徹底解説)

環境の変化への対応

特に、学生さんや社会人になったばかりの若い人の場合、この先いろんな環境の変化が待っているはず。
男性なら「転勤」「転職」…、女性なら「出産」「育児」…、男女共通としては「引っ越し」などが考えられます。

そういうことを考えると、あまり高価なタイプは向いていません。

せっかく奮発して買ったいいマットレスだけど、夫婦でダブルで一緒に寝たい…
でも捨てるにはもったいない…

このようなパターンは本当に困りますよね。
使わないのに高価だったからとっておくというのは、スペースと手間ばかりでいいことありません。

マットレスは寝心地の好み、特に「硬め・柔らかめ」には十分考慮し、予算を出しすぎないのがおすすめ。
フレームは、価格が安くオシャレなタイプの多いフロアベッドや、場合によっては収納付きなども検討するのがおすすめです。

フロアベッドのおすすめはこちらで紹介していますので、参考にしてください。

【簡単に分かる!】フロアベッドのおすすめ9選&選び方完全ガイド【簡単に分かる!】フロアベッドのおすすめ9選&選び方完全ガイド

2.仲睦まじい新婚さんに合うベッド選び

晴れて籍を入れ、新しい住まいに引っ越すという新婚さんも、ベッド選びには悩むと思います。
特に難しいのが、ベッドのサイズ。

シングルベッドを二台並べるのか、ダブルベッドで寝るのか…

といったことですよね。

風習では夫婦はダブルベッドで寝るというイメージが強いものの、今では睡眠の質を考慮して二台に分けるということも普通です。
他人から見られる場所でもないため、夫婦で話し合って決めるのが一番ですね。

少なくとも「分かれているからって仲が悪いわけじゃない」ということは間違いありません。
問題は一台のベッドで熟睡できるかどうかで、睡眠は健康の源という土台をしっかり考えて決めたいところです。

一台のベッドで熟睡できるかどうかの目安

メリットデメリット向いてるタイプ向いてないタイプ
ダブルベッドくっついて寝られる振動が伝わりやすい一度寝たらなかなか目が覚めない人神経質でちょっとした揺れで目が覚める人
シングル×2揺れを気にせず寝返りできる真ん中に境目ができる自分の好みのスタイルで寝たい人一枚の布団でくっついて寝たい人

ダブルベッドのメリット・デメリット

ダブルベッドの場合は、真ん中に境目もなく同じベッド・同じ掛け布団で寝るため、相手を常に近くに感じることができますよね。
ベッドのサイズは約140cmなので、二台並べるより省スペースに置くことができます。

寝返りの揺れや掛け布団を掛け直す振動などが、相手に簡単に伝わってしまうのが一番のデメリット。
相手も目が覚めやすく、自分も気を使うわけで、あまり神経質な性格の人には向いていません

シングル×2のメリット・デメリット

マットレスが別々になるため、寝返りをしても揺れが相手に伝わりません。
布団も別々になるため、自分のペースで寝ることができる点が最大のメリットです。

マットレスに境目ができるため、くっついて寝るには向いていません。
また、カバー類が2セットずつ必要になり、洗濯物が増えるデメリットもあります。

個人的にはシングル×2がおすすめ

シングルを二台並べても、厚手の敷きパッドなどで一台のベッドのように使うことは可能。
敷き布団が使えるフレームなら、ダブルの敷布団を二台のフレームに敷いて使うことだってできます。
一台の大きなベッドだと、分割できない点が後々マイナスになってくることが多いのも事実。

  • ダブルサイズでできることは、シングルを二台並べても大体できる
  • シングルを並べた時の臨機応変さは、ダブルベッドにはできない

「大は小を兼ねる」ということが、案外このシチュエーションでも当てはまるということですね。

ベッドの選び方~新婚さんに向いてるベッドとはベッドの選び方~新婚さんに向いてるベッドとは

3.子供部屋に使いやすいベッド選び

子供は小学校に入学するころになると、自分の部屋を欲しがるものです。
まだ一人で寝るのは寂しいものの、現状

床に布団を敷いて家族みんなで寝ている
親のベッドで添い寝している

という場合、早めにベッドを用意しておきたいところですよね。
ところが、ベッドを決める人と寝る人が違うため、なかなか子供のベッド選びは難しいものです。

子供用でも、やっぱり「フレーム」と「マットレス」に分けて考えるのがおすすめです。

子供用フレームは通気性と見た目が重要

子供が使うなら、やっぱり見た目が気に入ってくれるフレームがいいですよね。
男の子ならかっこいいベッドや秘密基地みたいなロフトベッド、女の子ならフレンチカントリー風やお姫様みたいなプリンセス系…など。

それに加えて、子供は汗をかきやすいため通気性を重視するのがポイント。
寝具のカビを防ぎ、アレルギー対策にもたります。

子供用ベッドの選び方 意外と難しい子供のベッド選びの秘訣子供部屋が快適になるベッド おすすめ21モデルと選び方の秘訣

マットレスは寝返りのしやすい硬め

マットレスは、体重の軽い子供は大人ほど気にする必要はありません。
体や骨の成長を考えると、柔らかすぎて沈むようなタイプはダメです。

それよりも硬めで寝返りのしやすいタイプが最適。
子供は寝返りも多いため、それをサポートするようなマットレスがピッタリです。

子供のマットレスの硬さは?大事な2つのポイントとおすすめ子供のマットレスの硬さは?大事な2つのポイントとおすすめ

兄弟姉妹の子供部屋なら二段ベッドがおすすめ

一つの部屋で二人寝る場合、やっぱり二段ベッドが使いやすいです。
なんせ一台分のスペースに二人寝られるわけで、圧倒的にコンパクトですよね。

高さがあったり、下の段が窮屈だったり、いろいろ二段ベッドのメリット・デメリットはあるものの、子供はそういうことも含めていい思い出として残ってくれると思います。

今の二段ベッドは、上下を分割して二台のベッドとして使えるタイプが主流のため、成長しても長く使えるので意外と経済的ですよ。

失敗しない二段ベッドの選び方 大事な3つのポイント子供用の二段ベッド おすすめ厳選5つ&後悔しない選び方

変わった形状のベッドを4つ紹介

変わった形状のベッドを4つ紹介

今度はフレームの形状で考えていきます。
スタンダードなベッドは、逆に言うと使い方もスタンダード。
迷うことも少ないはずです。

そこで、少し変わった形状のベッドを紹介していきます。

畳ベッドは敷布団で寝られるベッド

畳ベッドは敷布団で寝られるベッド

畳ベッドは、ベッドながら畳に布団を敷いて寝られるタイプ。
敷き布団で寝たいけど、床だとホコリっぽかったり寒かったりしますよね。

そういうデメリットを改善することができるベッドです。

なるほど!畳ベッドの4つのメリットと3つのデメリットなるほど!畳ベッドの4つのメリットと3つのデメリット

ロフトベッドはお部屋の収納スペースを広げられる

ロフトベッドはお部屋の収納スペースを広げられる

寝床を高くすることによって、ベッド下を収納に使ったり居住スペースとして使ったりできるベッドです。
お部屋に圧迫感が出てしまうものの、物理的なスペースを確保できるため、狭いお部屋に最適

ハシゴによる昇降がポイントなので、足腰の悪い人・夜トイレに起きることが多い人・お酒を飲んでから寝る人…などには向いていません。
また、寝起きの悪い人は足を踏み外す恐れもあるので、しっかり検討してから決めたいところです。

ロフトベッド おすすめ9選~あなたに最適な一台が分かる!~【2018年冬版】ロフトベッド おすすめ17選+使いやすいマットレス2つ

パイプベッドは軽くて通気性が抜群

パイプベッドは軽くて通気性が抜群

通気性がよく、軽くて安価なタイプが多いパイプベッド。
手軽にベッド下の掃除機がけができたり、湿気に強かったりといったメリットがあります。

木製に比べてきしみやすいデメリットはありますが、総じて安いため、手軽に買えるベッドというイメージの人も多いのではないでしょうか。
軽くて分解もしやすいので、引っ越しの多い人にも最適ですね。

パイプベッドのおすすめ10選&寝心地を劇的に良くする2つの簡単なデメリット解消法パイプベッドのおすすめ10選&寝心地を劇的に良くする2つの簡単なデメリット解消法

折りたたみベッドはスペースを広げられる

折りたたみベッドはスペースを広げられる

ベッドをよけてスペースを広げられるのが、折りたたみベッドの最大の利点。
据え置きとしても使えるので、お部屋のスペースを臨機応変に使い分けることができます。

寝心地は少し犠牲になってしまいますが、それをもって余る「広いスペース」が魅力です。
家で筋トレやヨガをする人、お友達がよく来る人なんかにはピッタリのベッドですね。

折りたたみベッド おすすめ9モデルと使える機能性折りたたみベッド おすすめ9モデルと使える機能性

ベッドの選び方とおすすめ 総まとめ

  • マットレス 6:フレーム4くらいの予算配分
  • フレームは使い勝手、マットレスは寝心地を決める
  • フレーム選びは機能性とデザイン
  • コスパ重視のマットレスは「硬さ」を重視する
  • 長くいいマットレスを使いたいならメーカーで決める
  • 一人暮らしではお部屋の広さと環境の変化に合わせる
  • 新婚さんはまず「シングル×2」「ダブルベッド」を決める
  • 子供には好きそうなデザインと硬めのマットレス
  • 一つの部屋を兄弟で使うなら二段ベッドがおすすめ
  • いろんな状況に最適ないろんなベッドがある

まずは、あなたにとって必要な機能性を考えてみよう。
そして好みの寝心地を考え、イメージできないなら実店舗でいろいろ寝てみよう。

そうすることで、自分に最適なベッドがおぼろげながらイメージできてくるはず。
さらにシーンに合うタイプ・形状・価格を総合的に判断することで、ピッタリなベッドがハッキリとした形になって見えてくる。

それこそが、あなたにおすすめのベッドと言うことができます。
高い買い物だけに迷うことも多いかもしれませんが、いろいろ見て考えて動いてみることが、ベッド探しの初めの一歩ではないでしょうか。